読みたいこと、書けますか
書きたいことを書く、ならまだわかる。
でも、読みたいことを書く、ってどうすればいいんだろう。
書きたいことを書くなら日記ならジャーナリングなりにいくらでも殴り書ける。
読みたいこととなると、自分は自分の手で何を読みたいんだろう?とわからなくなってしまう。
こんな本があったらいいのにとか、こんな言葉をかけてくれる文章があればいいのに、とか、そういう願望を込めればいいのか?
多分、著者はそこまで難しいことを言っているつもりはない。
著者の人柄とかスタイルを読んだり調べたりしててなんとなくそれはわかる。
でも、どうしても「読みたいこととは何か」に引っかかってしまう。
そういえば、自分の書いた文章やブログを見返すのが俺は苦手だ。
モーニングページも見返している時は羞恥に耐えながらの作業だった。
そこには何か恥ずべきものが常に潜んでいるように思えて、とても目を向けられないから。
それを変えるのが「読みたいことを書く」ということなのかもしれない。
読み返して、他人のためじゃなく自分のためのメッセージを第一としての。
俺が読みたい俺の文章ってなんだろう?
探り探り、今日も書きたい何かが降りてくるのをボーッと待つ。